gookoolからのユルい風・・・・

美食広場を散策して、疲れてしまった・・・

さて、この後飛行機の出発まであと10時間ほどある。

地下鉄を乗り継ぎ、台北駅へ戻るしかないな・・

混雑する駅の券売所で券を購入・・？

あれっ　さっきはテレカタイプだったのに今度はカジノのチップみたいなコインが出てきた・・？


コレ　どうするんだ・・？

挿入口に入れてしまうと出るときに困るんじゃないだろうか・・・？

地元台湾人もコインを眺め困惑している様子

その困惑している一人一人に駅員が説明している様子である（多分　新しいシステムだろう）

みんなの列についていくとなんとこのコインはＩＣチップが埋め込まれているらしい

カウンターにコインをかざすと「ピッ！」と音が鳴りゲートが開く

「何だ　そうゆう事！」てな感じ。

しかし、台湾もすごいな～　やっぱ　都会です　進化してますねぇ

無事、地下鉄に揺られ台北駅へ到着したのはイイんだが・・

酷く疲れてしまいゲストハウスを探す気力も無い。

駅の時計は１１時30分を指し、人もまばらになりホームレスの方々が集まりだし

ダンボールハウスを建築中・・・・

僕の中でアリさんが　「野宿はイカンぞ！、せっせと宿をさがそうぜ！」と言う

また、僕のなかでキリギリスが「かったるいから、その辺で寝るか・・・？」と悪魔のささやき

荷物も無いし、寝れそうではあるが寒い・・コレじゃホントに物語のキリギリスになってしまう・・

でも、もう足はパンパンで歩けそうに無い

手元にある地図には、ネオンぎらぎらの高級ホテルしか載っていないし・・

ホテルのカウンターで直接　宿泊を申し込むと必ず　法外な金額を言ってくるのは各国共通のルールである。

しばらく考えて・・

空港へ戻る事に決定した。

はじめ台北駅へ降りた停留所へ向かうが、途中でタクシーの運ちゃんに聞いてみるが

降り口と、乗り口が違うらしい・・

なんと駅の真逆らしい　５００メートルはあろうか・・・・？

弱り目に祟り目、泣きっ面に蜂、犬のウ○コを踏む（←注　自作）　である。


重い体を引きずりやっとで、バス停に着くと最終便がエンジンを駆け出発に準備中であった。

運ちゃんに「待ってくれー！」と彼方から必死で呼びかけるのが精一杯でした。

もうすでに走るパワーは残されていません・・

運ちゃんは待っていてくれましたが、戦いの勝者の様に片口だけを吊り上げ「フッ」と笑う・・

モチロン　僕は敗者の様にペコペコしながら「シェーシェイ！」

無事に乗り込みいざ　台北（桃園）空港へ

正味　４時間ほどに台北滞在であった・・

悲劇の結末へ